阪神のビーズリーが7回無失点12奪三振…7登板で防御率0.55と猛アピール
阪神のジェレミー・ビーズリー投手が、2軍で格の違いを見せつけている。10日に鳴尾浜で行われた中日戦に先発登板し、7回3安打無失点、12奪三振の快投。29イニング連続で無失点の無双状態で、ここまで7登板で3勝0敗、防御率0.55とした。「なんで1軍呼ばれないの」と虎党から待望論が高まってきている。
初回、先頭の濱を空振り三振、2番の上林を右飛、3番の石垣から空振り三振と危なげない立ち上がり。2回1死から中島に四球を許したが、3回まで安打を許さなかった。4回2死一塁から中島に初安打を許すも、続く石橋を空振り三振。回を追っても球威は衰えず、7回まで93球を投げて無失点でマウンドを譲った。
メジャーで18試合に登板した経験を持ち、昨季から加入。18試合に登板して1勝2敗、防御率2.20の成績を残したが、1軍と2軍、先発と中継ぎを行き来するなど難しい起用が続いた。今季はチーム事情もあり、2軍での開幕となったがここまでは無双状態。投球内容を見る限り、いよいよ1軍デビューも近そうだ。
2軍で猛アピールを続ける28歳の助っ人右腕に、SNS上でも期待が高まっている。「別格すぎる」「もう2軍でやることはないよ」「1軍でもトップクラスの投手じゃないか？」「去年と違ってイニング数も稼げるようになってるし奪三振能力も高い」「エグすぎる」「普通にバケモンやん」との声があがっている。（Full-Count編集部）
