ネリー・コルダが前人未到6連勝へ3位浮上 畑岡奈紗6位 渋野日向子は予選落ち

畑岡奈紗が上位で週末へ(撮影/Shizuka Minami)

◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 2日目(10日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6536yd(パー72)

ローズ・チャンとマデレーネ・サーストレム(スウェーデン)が通算13アンダー首位で大会を折り返した。2打差2位から出たサーストレムは1イーグル7バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「66」と伸ばし、初日首位のチャンに並んだ。

ツアー史上初の出場6試合連続Vが懸かる世界ランキング1位のネリー・コルダが9アンダー3位。18位スタートから、ボギーなしの6バーディ「66」で射程圏内に上がってきた。

日本勢では畑岡奈紗が4アンダー6位で最上位。過去2年連続トップ10入りのコースで4バーディ、3ボギーの「71」と粘り強いスコアメークで今季2勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)らと同順位につけた。

「前半のパー5を両方3パットのボギーにしてしまったのがもったいなかったけど、後半にボギーフリーで回れたのは良かった。ずっと我慢してきて、最後にバーディにつながってくれたのが良かった。(予選を上位で終えて)少し寝る時間が増やせたので、しっかり疲れをとって週末いいラウンドができれば」と笑顔で話した。

西郷真央が3アンダー16位、この日「69」の笹生優花が2アンダー29位。吉田優利と西村優菜がイーブンパー48位で予選を通過した。

勝みなみは2オーバー73位でカットラインに1打及ばず。初日に畑岡と並ぶ18位だった渋野日向子は1バーディ、6ボギー1ダブルボギーの「79」と崩れ、4オーバー97位で3試合ぶりの予選落ちとなった。

稲見萌寧も6オーバー120位で決勝ラウンド進出を逃した。

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