ロシア軍、ウクライナ第2の都市ハルキウ攻勢激化

ウクライナ当局は、ロシア軍がウクライナ第2の都市ハルキウで、防衛戦の突破を試みたことを明らかにした。
地元の住民は、避難を始めている。

ウクライナ国防省によるとロシア軍は、現地時間の10日未明、国境を接するウクライナ東部のハルキウを空爆し、その後、ウクライナの防衛線の突破を試みた。

ウクライナ国防省は「攻撃は撃退された」としているが、「激しい戦闘が続いている」として前線の防衛強化のため、予備部隊を派遣したという。

今回の攻撃では民間住宅が被害を受け、ハルキウ州知事は少なくとも2人死亡、5人が負傷したと発表した。

安全を確保するため、地元当局は避難を呼びかけた。

ゼレンスキー大統領は、「国境沿いと前線の両方でロシアの攻撃を阻止する」と強調。

欧米に対して「タイムリーな支援が兵士とウクライナにとって重要だ」と述べ、迅速な支援を訴えた。

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