『RAGE Shadowverse 2024 Summer』ファイナリスト8名が決定! 現役プロ選手・Spicies「6年越しに忘れ物を取りに行く」

CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日が運営する国内最大級のeスポーツエンターテインメント「RAGE(レイジ)」は、対戦型オンラインTCG(Trading Card Game)『Shadowverse』の大会「RAGE Shadowverse 2024 Summer」予選大会を5月4日から5月5日に幕張メッセ9ホールにて開催し、ファイナリスト8人が決定した。

30回目のオープン大会で2日間にわたる戦いを勝ち進んだ8人が、6月16日にベルサール秋葉原にて開催されるGRAND FINALSの出場権を獲得する今大会。勝ち抜いたのはiDeal|我袖、Hirobosu、ハルカ、藤原 優斗、iDeal|よしだめ、Spicies、N/S、ろさちいの8選手だった。

ファイナリスト経験者はSpices、藤原 優斗、iDeal|我袖の3選手で、いずれも2回目。それ以外の選手たちは初のファイナリストとなっている。本稿では、各選手の予選の振り返りやプレイスタイル、GRAND FINALSへの意気込みについてのコメントを紹介する。

■Spices「6年越しに忘れ物を取りに行こうと思います」

――予選で手応えのあった部分と得意なプレイスタイルを教えてください。

ろさちい選手:手応えがあった部分は特にないです。得意なプレイスタイルはコントロール寄りの動きなんですけど、でも今回はちょっと早いデッキを使って、運だけで勝ちました。

N/S選手:手応えがあったのは、2-0でずっとストレートで勝っていたこともありますし、Day1もDay2も3戦目で負けて、そこから勝ち続けたので、ジンクスというか、「今日はいけるんじゃないか」という謎の自信がありました。得意なプレイスタイルはあまり明確にはないんですけど、今回持ってきたのがエルフと機械ネクロマンサーで、コントロールデッキ寄りの方が得意かもしれないです。

Spicies:Day2、6戦目に配信卓になって、良い引きはもらえたんですけど、選択肢が多いなかで、冷静に負け筋を一個一個潰していくっていうプレイを、配卓でできたっていうのが良かったと思います。相手の動きに対応する防御型というよりは、どちらかというと自分が相手に対応されない動きをしていく攻撃的な部分が、自分の得意なプレイスタイルかなと思っています。

iDeal|よしだめ:手応えのあった部分は、持ち込みで今回あんまり環境にはたくさんいない自然ドラゴンっていうデッキを持ってきて、それによって相手が全然対策できずに楽に勝てたので、そのおかげかなと思っています。プレイスタイルは盤面ロックをしたりさせたりして、相手を誘導して劣勢の試合とかをまくるのがとても得意です。

藤原 優斗:手応えは全試合ありました。得意なプレイスタイルは全部です。

ハルカ:今日あまり多くの人が持ち込んでないと思う機械進化ヴァンパイアを持ち込んだんですけど、それですごい勝てて、使いながら「持ってきてよかったな」とずっと思っていました。得意なプレイスタイルはリターンで削り切れる、勝ちきるようなものを内在したデッキが得意です。

Hirobosu:手応えのあった部分としてはネクロマンスネクロというデッキを持ち込んで、それがうまく勝ってくれたことです。得意なプレイスタイルは、盤面ロックで不利な状況をまくることです。

iDeal|我袖:今回環境に多数ではなかった機械ウイッチと自然ドラゴンという二つの少数派のデッキを持ち込んで、その二つが両方とも勝ってくれたので手応えがありました。得意なプレイスタイルとしては、一回してしまったミスっていうのを振り返って、次からそのミスをしないようにできることです。

――現在の『Shadowverse』で最後のRAGE優勝への意気込みをお願いします。

ろさちい:やっとここまで来れたので、今回は絶対に優勝します。

N/S:Shadowverseを競技的に始めるきっかけとなったのがリグゼさんなので、その方にちょっと恩返ししたいなと思います。

Spicies:6年越しに忘れ物を取りに行こうと思います。

iDeal|よしだめ選手:誰よりも素晴らしいプレーを見せるよう頑張ります。

藤原 優斗:藤原 優斗という名前にかけて優勝します。

ハルカ:たくさん練習して、少しでも勝ちに近づけるように練習したいと思います。

Hirobosu:悔いがないようにしたいです。

iDeal|我袖:3ヶ月前の自分よりももっと強くなったんだぞということを見せて、優勝したいと思います。

(文=リアルサウンド編集部)

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