数十年に一度 リュウゼツラン開花 松浦・志佐のスポーツジム

花を咲かせたリュウゼツラン=松浦市、「Bonds」

 長崎県松浦市志佐町のスポーツジム「Bonds(ボンズ)」で、数十年に一度とされるリュウゼツランが開花。近くの人やスタッフらの目を楽しませている。
 リュウゼツランはメキシコ原産。ジムがオープンした2021年から、1株を建物の外に置いたプランターで成育。昨年10月ごろに花茎が伸び始めた。同町で造園業などを営む緑花園が協力。寒波や雪の時期はプランターごとビニールで巻くなどして手厚く世話をしたこともあり、3月に開花した。
 高さ3メートルの木の下側から順に開花。現在は最も高いところまで花が開いている。長男が“駆け出し”のプロボクサーというBonds代表の野上明さん(47)は「リュウゼツランの花のように貴重な存在になるよう成長してほしい」と話した。

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