一時同点の適時打含むマルチHで打率.321!大城卓三/小林誠司/岸田行倫の巨人正捕手争いに割って入りたい2軍に潜む好打者とは!?

喜多隆介が一時同点の適時打含むマルチヒットで打率.321

5月10日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「9番・捕手」で先発出場した喜多隆介は、3打数2安打1打点。一時同点となるタイムリーヒットを放つなどマルチヒットを記録。打率.321と打撃好調で1軍昇格へアピールした。

3回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った喜多隆介は、DeNAベイスターズ先発の石田裕太郎の2球目ストレートをライトへ運ぶ一時同点となるタイムリーヒットを放った。

さらに、5回先頭打者で打席に立つと、喜多隆介は再び石田裕太郎の2球目114kmカーブをレフトへ運び、マルチヒットを記録した。

4月30日の西武ライオンズ戦では、「9番・捕手」で先発出場し、3打数2安打1打点1HR。2年ぶりとなる一時勝ち越しの1号ソロホームランを放ち、打撃好調をキープしており、いつ1軍に呼ばれても良い準備は整っている。

打撃がウリの大城卓三がリード面で精彩を欠き、出場機会が減っており、小林誠司、岸田行倫に巨人正捕手奪取のチャンスが訪れており、喜多隆介も1軍昇格を果たせれば、先発マスクのチャンスが巡ってくる状況だ。

喜多隆介が1軍昇格を果たし、大城卓三、小林誠司、岸田行倫が繰り広げる巨人正捕手争いに割って入る存在になれるか注目だ。

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