普段買わなくても商品のパッケージ一新で31%が購買意欲につながる結果に→75%がリピート客

店頭に並んでいる商品、普段は購入していなくても「パッケージデザインが変わっているな」と気付いた経験があるかもしれない。実際デザインの一新がどれくらい新規の獲得につながっているのかは気になるところ。そこでNEXER社とスプリックが共同で、全国の男女859人を対象に「期間限定パッケージ」についてのアンケートを行った。

まずは普段は購入していない商品のパッケージが変わっていた際に購入意欲に繋がったことはあるか聞いたところ、31.9%が「ある」と回答。その商品の例としてお菓子やビールなどが挙げられ、「魅力的なパッケージデザインだと感じた」「関心が湧き、試したくなる」という理由が多かった。逆に7割の「ない」と回答した人は「味は変わらない」「大事なのは中身の質とコストパフォーマンス」と現実的な理由が多かった。

続いてパッケージの一新で購入意欲が湧いた人にその商品をリピートしたかと質問したところ、74.8%が「ある」と答えた。具体的には「今まで手をつけなかったが、いざ飲むと美味しかった」「想像以上に美味しかった」など、見た目以上に中身に惹かれているようだ。

逆にパッケージ一新で購入意欲が下がった人の中で、その商品の購入をやめた経験がある人は13.4%と控えめ。その中からは「部屋に置きたくないデザインだった」「パッケージがおいしくなさそう」との理由が挙がった。良くも悪くも、商品のパッケージデザインは購入意欲を大きく左右するようだ。

◆参考元 スプリック(https://spriq.jp/

(よろず~調査班【ライフ】)

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