徳島県鳴門市で5月11日、戦没者追悼式が行われ、遺族らが冥福を祈りました。
鳴門市では、5月10日を「戦没者追悼の日」と定め、
毎年、この時期に式典を行っていて、11日は遺族ら約100人が参列しました。
式では泉理彦市長が「過去の悲しみを繰り返してはならない」と
平和への決意を述べた後、参列者全員で1分間の黙とうを捧げました。
祭壇には、日清戦争から太平洋戦争まで
鳴門市から出征して亡くなった3139柱の御霊がまつられ、
遺族らが献花をして冥福を祈りました。
また、会場の入口には鳴門市内の中学校による
平和学習の内容を発表したパネル展示も行われ
来場者が熱心に見ていました。