静岡ホビーショーが開幕 国内最大規模の模型展示会 プラモデルの新製品お披露目 ガンプラも進化

静岡ホビーショーが5月8日から開幕。バイヤーたちに注目された驚きの商品とは!?

林アナウンサー:
「今年も静岡ホビーショーが開幕しました。出店者の拍手に出迎えられ、多くのバイヤーが入場してきました。」

静岡市で8日から開幕した国内最大規模の模型展示会「静岡ホビーショー」

62回目の開催となる今年は、国内の有名ホビーメーカーなど99の企業や団体が集まりました。プラモデルや鉄道、城の模型など、新しい製品がお披露目されています。

初日の8日は国内外がら多くのバイヤーが訪れていました。

バイヤー(ドバイ):
「とても素晴らしいです。幼いころタミヤのラジオコントロールカーの大ファンでよく作っていました。」

静岡市駿河区に本社を置くタミヤのコーナー。お馴染みのミニ四駆やRCカーなど様々な模型が展示される中、ひと際目を引いていたのは…。

林アナウンサー:
「注目されているのはプラモデルや模型だけではありません。こちらの黄色いアヒルですが、水を上手に泳いでいます。」

水の上を泳いでいるのはアヒルの模型! 水中モーターが搭載されていて、見た目だけでなく、泳ぎも本物のような動きをすることができます。スポーツカーなど、車のイメージが強いモーター搭載の模型もここまで進化していました。

あの人気プラモデルも進化していました。

林アナウンサー:
「初めて発売された機動戦士ガンダムのプラモデルは、一色でかつ接着剤を使って組み立てていましたが、今回新たに形はそのまま再現したうえで、色分けをしてかつ接着剤不要で組み立てられるんです。」

1980年に発売されたガンダムのプラモデルはニッパーでパーツを切り取り、接着剤を使って組み立てていました。それが、今回の静岡ホビーショーで発表された新作は、色塗りも含め、道具を一切使わずに完成させることができるといいます。

静岡市葵区の工場で作られているガンダムのプラモデル。当時と同じタイプの商品が、発売から45年の時を経て現在の技術によって生まれ変わりました。

木製模型を販売するウッディージョーや自動車など様々な模型を扱うアオシマなど、静岡の企業が大きく目立った今回のホビーショー。一般公開日は11日と12日ですが、すでに事前登録の時点で受付を終了したということです。

静岡模型教材共同組合 田宮俊作理事長:
「毎年人が増えている。いまは日本一番のホビーショーになった。大人に見てもらいたい、中学生だけでなく。」

© 静岡朝日テレビ