「ネット利用料金の未払いがある」なりすまし詐欺で50代女性が約534万円被害 福島・いわき市

福島県いわき市に住む50代女性が現金約534万円をだまし取られる「なりすまし詐欺」の被害に遭いました。

警察によりますと4月22日、女性の携帯電話のショートメールに「個人データ」を名乗る会社から「インターネットサイトの利用料金の未払いがある」とメールがありました。
身に覚えがなかった女性はメールに記されていた連絡先に電話で連絡したところ、個人データや日本ネットワークセキュリティの職員を名乗る男らから「サイトが利用された履歴があるので身に覚えがなくても利用料金を支払わなくてはならない」また「女性の端末が悪用され詐欺などの被害にあった方がいるのでその方たちへの補償金も支払ってもらう必要がある」などと言われ、信用した女性は翌4月23日から5月6日までの間、6回にわたり指定された銀行口座に合計約534万円を振り込み、現金をだまし取られる被害にあったということです。

金額が大きかったため、女性が親族に相談しその後、女性から警察に届け出て被害が明らかになりました。
警察では身に覚えのないサイトの利用料金などの支払いを求めるメールなどは「詐欺」を疑い、警察に通報するよう呼び掛けています。

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