発売目前のSteam版『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』が180の国・地域での販売を制限―既に返金も実施され始める

発売目前のSteam版『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』が180の国・地域での販売を制限―既に返金も実施され始める

ソニー・インタラクティブエンタテインメントが5月17日に発売予定のPC版『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』ですが、Steamにおいて180の国・地域で販売制限がされたことが明らかになっています。

PSN連携問題で販売制限されていた『HELLDIVERS 2』

今回の件に先立って、Steam版『HELLDIVERS 2』をプレイするためにPSN(PlayStation Network)アカウントとの連携が必須になると発表されたことから騒動が起こっていました。プレイヤーからの反発を受けて、このPSNアカウント連携必須化は既に撤回されていますが、非公式データベースサイトSteamDBの報告で明らかになった販売制限はそのままとなっています。

そうした騒動を受けて、同じくソニー・インタラクティブエンタテインメントからの販売となる『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』についても、シングルプレイにはPSNアカウント連携が不要であるとの発表がされていました。

対象となる予約購入者には既に返金を開始

5月11日になってSteamDBは新たにSteamにおける『HELLDIVERS 2』販売制限にバルト三国が加わり、『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』にも同様の販売制限が適用されていることを報告しました。

また対象となる国・地域では既に返金も開始されているようで、Steam上のコミュニティではシングルプレイで遊びたいだけだからゲームを返してくれというものなど、悲しみの声が多く投稿されているのが確認できます。

同時に発売予定のEpic Games Storeにおける状況は不明ですが、そちらもオンラインマルチプレイとPlayStationオーバーレイにおいてはPSNアカウントとの連携は必要となっておりSteam版と同じ条件なので、同様の状況ではないかと推測されます。


PC版『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』は、Windows向けにSteamEpic Games Storeにて5月17日に発売予定です。

© 株式会社イード