東尋坊の観光遊覧船の乗客男性が海に転落し死亡 自殺か

11日午前、東尋坊の観光遊覧船に乗っていた70代の男性客が海に転落しました。その後、救助され病院に搬送されましたが、死亡しました。

死亡したのは千葉県印西市在住の72歳の男性です。福井海上保安署によりますと、11日午前11時15分ごろ、東尋坊観光遊覧船から「乗客の一人が海に浮いているのを発見し、救助している」と通報がありました。

死亡した男性は午前10時55分発の遊覧船に乗船し、遊覧船の乗員が出発から約15分後に、男性が座っていた席付近の窓が開いていることに気づき捜索したところ、海上に浮いている男性を発見。乗員と観光客が救助にあたり病院に搬送されましたが、約1時間15分後に死亡が確認されました。当時、遊覧船には乗員2人乗客23人が乗船していました。

自殺の可能性もあるとみて福井海上保安署などが調べを進めています。

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