酒田市で空き家の外壁などを焼く火事があった。現場近くでは1日にも解体中のアパートを焼く火事があり、警察が関連を含め捜査している。
10日午後10時半ごろ、酒田市北新町の田賀啓子さんの住宅から火の手が上がっているのを近所の人が見つけ、消防に通報した。火は約1時間半後に消し止められたが、木造モルタル作り一部2階建ての住宅の外壁と物置が燃えた。警察によると、田賀さんは施設に入所していて家は空き家だったという。
火事があった酒田市北新町では1日夜にも解体中のアパートの一部が燃える火事があった。2つの現場は直線距離で約30メートルと近く、いずれも無人だったことから、警察は放火の疑いもあるとみて出火原因を詳しく調べている。
