PSGが「ヘクター復活」の2024-25新ユニフォーム発表!伝統ストライプを“アーバンアート風”にデザイン

フランス1部パリ・サンジェルマンとキットサプライヤーのNikeは10日、2024-25シーズンの新ホームユニフォームを発表した。今季(2023-24)のリーグ戦から着用を開始する。

Paris Saint-Germain 2024-25 Nike Home

パリ・サンジェルマン 2024-25 Nike ホーム ユニフォーム

24-25新ホームユニフォームは定番のネイビーを基調に、中心に存在感あるレッドとホワイトのストライプを配したPSGらしいスタイル。ただ、その表現方法は少々ユニークだ。

背面首元には、国を代表する存在であることを強くアピールするかのように、フランス国旗のトリコロールを配する。

今回のデザインで注目は、2020-21シーズン以来4年ぶりに復活した伝統的な(そしてファンに好まれる)中央のストライプデザイン、通称ヘクターストライプの存在だろう。

1973年から78年までクラブの会長を務めたファッションデザイナー、ダニエル・ヘクターによって考案されたもので、PSGの鉄板デザインとして愛されてきた。近年はこのヘクターを崩したデザインも増えているが、やはりこのストライプが最もPSGらしさを感じさせ、そして落ち着きを与える。

この新ユニフォームではアーバンアート(一種のストリートアート)にヒントを得て、そのヘクターをハンドペイント風にデザインしている。

24-25新ホームユニフォームは、女子チームが11日の試合で最初に着用。続いて今季ホーム最終戦となる12日のリーグアン第33節トゥールーズ戦で男子が着用する。

23-24シーズン限りでの退団を表明したキリアン・エムバペが試合に出場すれば、ホームで着用する最初で最後の24-25モデルとなる。

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詳細は不明だが、今回のビジュアルはクラブ史上初めて人工知能(AI)を使って作成したという。どんなテーマを与えて生み出されたのか、気になるところだ。

新ホームユニフォームは、PSG公式オンラインストア、Nikeオンラインストア他で販売中。

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