前田「五輪へいい流れを」 仙台国際ハーフへ抱負

仙台国際ハーフマラソンを前にポーズをとる(左から)男子の小山直城、車いす女子の喜納翼、女子の前田穂南=11日、仙台市

 陸上の仙台国際ハーフマラソンは12日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着で行われる。11日には有力選手が仙台市で記者会見し、女子でパリ五輪マラソン代表の前田穂南(天満屋)は「今の状態を確認し(五輪へ)いい流れで準備していきたい」と抱負を述べた。

 1月にマラソン日本新記録を樹立した前田はパリで試走も行い「すごく起伏が多く、脚にくるという印象。過酷なレースになる」と覚悟を口にした。大舞台を見据え、坂に対応しやすい新しいシューズを試すという。

 男子で五輪マラソン代表の小山直城(ホンダ)は、このレースが五輪前最後の実戦となる。12日は28歳の誕生日。同じく新しい靴を履く予定で「優勝を目指して頑張りたい。レース前の準備、緊張感をしっかり確認したい」と力強く話した。

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