【カープ】秋山選手、ひとり親家庭の親子と交流 サインや記念撮影

ひとり親世帯を招待した秋山は、手紙を受け取り笑顔を見せる

 広島東洋カープの秋山翔吾選手が12日、マツダスタジアム(広島市南区)内の会議室でひとり親家庭の親子と触れ合った。同日の中日戦に招待していた12組30人が参加。試合は雨天中止となったが、サインや記念撮影に応じ、集まった子どもたちは憧れの選手を前に目を輝かせていた。

 自身もひとり親家庭で育った秋山選手が西武時代から続ける企画。一人一人に優しく声をかけながら入場券を手渡し「また機会があれば球場に来て応援してほしい。それまで家族仲良く元気に過ごして」と呼びかけた。坂倉将吾選手のユニホームを着た参加者に「坂倉も暇にしているから、呼んできてもらおうか」などと話すと、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 参加者は同スタジアム隣の屋内練習場であった試合前練習も見学した。そこでは、新井貴浩監督がサインなどのファンサービスに訪れるサプライズもあった。7、8月にも招待を予定している。

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