仕出し弁当を食べた客ら20人以上に、下痢や嘔吐などの症状が出たとして、島根県は弁当を製造した店を5日間の営業停止処分にしたと発表しました。
県によりますと、11日、出雲市内の施設から保健所に「施設を利用した者が胃腸炎症状を呈している」旨の連絡があり、調査したところ、市内でそうざい製造業を行う店が9日に提供した弁当が原因の食中毒だったと明らかになりました。
親族の集まりで利用していた2グループ計41人がこの弁当を食べ、このうち21人が下痢や嘔吐、発熱などの症状が出ていましたが、全員が快方に向かっているということです。
県はこの店に対し、12日から16日までの5日間営業停止の処分としました。
県内での食中毒の発生は今年6件目で累計患者数は535人となっています。