夕方から雨脚強まる 前線の活動が活発化 島根・鳥取で警報級大雨の恐れも 観光列車が空転で運休

12日の山陰地方は、前線や湿った空気の影響で全般に雨が降っています。夕方から13日明け方にかけて雷を伴い激しく降る恐れがあり、大雨や強風に注意が必要です。
山陰地方は日中、ほぼ全域で断続的に雨が降り、所により雨脚が強まりました。
これは前線や湿った空気の流れ込みによるもので、山陰地方には引き続き活動が活発な雨雲がかかる見込みです。
島根県では夕方から、鳥取県では今夜遅くには、雷を伴って激しく降る所があると予想され、気象台は、隠岐を除く島根県と鳥取県で警報級の大雨になる恐れもあるとしています。
こうした中、JRによると、12日午前、木次線の日登駅ー下久野駅間で観光列車「あめつち」がレール上で車輪が空回りする「空転」のため進めなくなり、運転を取り止めました。雨によりレールが濡れたためと見られ、乗客36人はバスに乗り換えてもらったということです。
これによりあめつちも含め5本が運休し、あわせて約150人に影響が出たということです。
JR西日本は、13日にかけても列車に大幅な遅れ、運転の取りやめの可能性があるとして注意を呼びかけています。

© 山陰中央テレビ