小学生のゲームライフを直撃!―「プレステってなに?」まさかの回答続出に筆者驚愕【インタビュー】

小学生のゲームライフを直撃!―「プレステってなに?」まさかの回答続出に筆者驚愕【インタビュー】

昨年2月、筆者のもとに1通のメッセージが届きました。送り主は仙台のラジオ局「ラジオ3」。ゲームの有志翻訳に関するインタビューの申し込みです。ところが、メッセージにはラジオ局ではなく小学生がインタビューしたいと書かれていました。いったいどういうことでしょうか。

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詳しい話を聞くと、このラジオ局は近所の小学校と協力して総合学習の一環で番組を制作しているとのこと。その授業の中で、ある小学生グループが「どうすれば英語を楽しく学べるか」という研究テーマを掲げたそうです。そこで、小学生にも親しみやすいゲーム翻訳を題材にインタビューをすることになり、その相手として本誌で特集「有志日本語化の現場から」を担当している筆者に白羽の矢が当たったのです。

写真はイメージです。

数日後、筆者は男女6人の小学生からリモートでインタビューを受けました。いつもはインタビューをする側なので、インタビューを受けるのは新鮮です。小学生らしく本質を突いた質問にたじたじになる場面もありましたが、インタビューは無事終了しました。

そのとき、ラジオ局の方から思わぬ発言が飛び出しました。「まだ時間があるので、このまま小学生にインタビューしてはどうでしょう」という提案です。唐突に、今どきの小学生のゲーム事情を知るまたとないチャンスが訪れました。

本稿はこのとき小学生にインタビューした内容をまとめたものです。あくまで少人数のグループに話を聞いた結果なので、統計的な意味はありません。「今時の小学生は~」といった主語を大きくするつもりはありませんが、Game*Sparkのメイン読者である2~40代の方にとってもジェネレーションギャップだったり、意外な共通点だったりが見出せるなかなか面白い内容になっていると思いますので気軽にお読みください。

小学生の人気ゲーム動向

なりゆきで小学生にインタビューすることになったものの、筆者は最初になにを尋ねればいいか迷いました。とっさに「Game*Sparkというゲームメディアを知ってる?」と尋ねると、小学生たちは元気よく声を揃えて答えます。

「知りません!ごめんなさい!」

即答でした。期待していたわけではありませんが、まさかあっさり否定されるとは……。一瞬落ち込んだ筆者でしたが、気を取り直して質問を続けます。

ゲームの情報はどこで入手する?

ゲーム情報の入手元を尋ねると小学生の答えはさまざまでした。「コロコロコミック」のような雑誌や友達からの口コミといった昔ながらの情報源をあげる子もいれば、スマートフォンで攻略サイトやYouTubeの攻略動画を見るという子もいました。中には、親が遊んでいるゲームから情報を得ているという答えも。

普段はどんなゲームを遊んでいるの?

最初のダメージから立ち直った筆者は、だんだん小学生のゲームライフに興味がわいてきました。最近の小学生はいったいどんなゲームで遊んでいるのでしょうか?

小学生たちが真っ先にあげたタイトルは『Minecraft』(以下、『マインクラフト』)でした。サンドボックスの代名詞である同作は小学生に人気があるゲームの筆頭と言われるだけあって、やはりこのグループ内でも大人気のようです。

次に名前があがったのは『フォートナイト』。同作は基本無料の人気シューティングですが、小学生が普段から遊んでいるのにはちょっと驚きました。保護者が小学生に撃ち合いのゲームをさせているのが筆者には意外だったのです。

その次に名前があがったのは『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』。通称『プロセカ』と呼ばれる同作は、その名の通りボーカロイドの「初音ミク」が登場するモバイル向けの音ゲーです。小学生たちは口々に「初音ミクかわいいよね」と言いながら、推しのキャラクターの話に花を咲かせ始めました。

どこでそんなにボーカロイド文化に詳しくなったのかと尋ねると、音ゲーを通じて知ったとの答え。筆者も音ゲーがきっかけでボーカロイドに親しんだ経験があったので、しばらく小学生とボーカロイド談義で盛り上がりました。

普段はどんなゲーム機で遊んでいるの?

次の質問は普段ゲームをプレイするのに使っているハードです。一番多かった答えはニンテンドースイッチ。スマートフォンとタブレットがそれに続き、PCで遊んでいるという子も1人だけいました。やはり、小学生の間ではニンテンドースイッチが強いようです。

他のプラットフォームの認知率が気になった筆者は、「プレステやXboxで遊んでいる人はいないの?」と尋ねました。すると小学生たちが口々に「プレステってなに?」と聞き返すではありませんか。いや、いくらなんでもその名前を知らないなんてことは……。

最近の小学生はプレステという略称では呼ばないのかもしれない。そう思って、プレイステーションと言い直しましたが、どうやらプレイステーションの発音すらわからない様子です。困惑する小学生にプレステとはなにかを説明すると、ソニーの関連会社がゲーム機を作っていること自体に驚いていました。いや、驚くのは質問したこちらの方です。

さらによく話を聞いてみると、実際にはPS4とXboxを所持している子がそれぞれ1人ずついることがわかりました。中にはいまだにWiiやWii Uで遊んでいるという子も。PCでゲームを遊んでいる子は、『マインクラフト』の他に『フォールガイズ』をプレイしていると答えました。

そして、小学生たちが思い出したように名前を口にしたのが「たまごっち」です。

今でも新型や復刻版が続々リリースされている「たまごっち」画像は公式サイトより引用

たまごっちが流行ってるの?

たまごっちは1996年に発売されて一大ブームを巻き起こした携帯型育成ゲームで、現在でも新作が登場し続けています。近年人気が復活したと耳にしていましたが、噂に違わずこの小学生グループ内でも大部分の子が所持していました。

流行っている理由を尋ねると、「可愛いから」「保護者が遊んでいるのを見て面白そうだったから」という答えが返ってきました。保護者が最初のブームのときに遊んでいた子が多いようです。「いろんな意味で流行ってます」という意味深な回答もありましたが、詳しく尋ねてもその意味は教えてくれませんでした。グループ内の秘密なのでしょうか……?

保護者はゲームで遊ぶことをどう思っているの?

保護者の話題が出たので、自分がゲームで遊ぶことを保護者はどう思っているのか尋ねてみました。すると返ってきた答えは「ゲームは1日1時間」。そのようにニンテンドースイッチで設定されているのだそうです。

ニンテンドースイッチには「みまもり設定」という機能があり、保護者は子供のアカウントのプレイ時間を制限したり確認したりできます。小学生からは「保護者自身は好きなだけプレイしてずるい」と不満の声があがっていました。その一方で、制限のかけられないスマートフォンではゲームを好きなだけプレイするという子もいました。

保護者もゲームで遊ぶかとの質問には、遊ぶという子もいれば、遊ばないという子もいて回答が分かれました。

『あつ森』で遊んだことはある?

この小学生グループの間ではニンテンドースイッチがスタンダードであることがわかったので、同プラットフォームのタイトルについて質問することにしました。題材に選んだのは世界的ヒットを記録した『あつまれ どうぶつの森』(以下、『あつ森』)です。実のところ、筆者は同作の大ファンで、過去にはレビュー記事を担当したこともあります。

少し期待しながら『あつ森』を遊んだことがあるかと尋ねると、男女を問わず全員が一斉に「ある」と答えました。その人気は筆者の予想以上で、小学生たちはインタビューそっちのけでお互いの『あつ森』エピソードに大盛り上がりです。

金策の話題になると「カブより雑草だよね」という小学生らしからぬ発言も飛び出しました。『あつ森』の世界では、株式のように価値が変動する野菜の「カブ」を売買して大金を稼ぐのが主流ですが、その小学生は野原に生える雑草をむしって売り、コツコツお金を稼ぐ方が良いと主張したのです。

好きなキャラクターを尋ねると、「ちゃちゃまる」と「ジャック」に人気が集中しました。いずれもファンの間で人気が高いシリーズ初登場キャラクターです。『あつ森』には400種類近いキャラクターが登場しますが、小学生は有名キャラクターだけでなく筆者が推す比較的マイナーなキャラクターまで知っていました。

これから発売されるゲームで期待するものは?

次に、プラットフォームを限定せずに、これから発売されるゲームで遊んでみたいタイトルを自由に答えてもらいました。インタビューを実施したのは2023年2月なので、あくまでその時点での回答です。結果的に名前があがったのはいずれも任天堂のタイトルでした。

まずは、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。選んだ理由を尋ねると、「スマブラに登場するキャラクターのゲームは面白いと聞いたから」と答えが返ってきました。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ、通称「スマブラ」は任天堂タイトルのキャラクターが一堂に会する対戦アクションゲームです。もう一つ名前があがったのは『ピクミン4』。こちらは「好きなゲーム配信者が勧めていたから」というのが理由でした。

間もなく発売から1年を迎える『ティアキン』

回答が任天堂タイトルに集中したのは小学生の持っているハードがニンテンドースイッチだったからでしょう。それにしても、メーカーの主要タイトルが選ばれながら、その理由がメーカーの直接的な広報活動と関係が無いのは意外でした。

当世小学生ゲーム事情

ゲームを外国語で遊ぶことはある?

ここで2人の小学生が突然「外国語で遊べるゲームは時々外国語で遊んでいる」と言い出しました。そもそも今回のインタビューのきっかけは「英語学習とゲーム翻訳」です。筆者は詳しく話を聞くことにしました。

そもそもなぜゲームを外国語で遊ぼうと思ったのか、その理由を尋ねると、「外国語で教育を受ける幼稚園を出たので、単語を忘れないように外国語で遊べるゲームは外国語で遊んでいる」との答えが返ってきました。確かに、外国語の知識は普段から使っていないと頭から抜け落ちてしまうもの。小学生ながら殊勝な心がけです。

では、具体的にどんなゲームを外国語で遊んでいるのでしょうか。これは2人で回答が分かれ、それぞれ『マインクラフト』と『あつ森』の名前をあげました。

同じゲームを日本語と外国語の両方で遊んでどう思ったかとの問いかけには、『マインクラフト』を遊んでいる子は「最初はブロックの種類しか区別できなかったけれどプレイしているうちに慣れた」と答え、『あつ森』を遊んでいる子は「外国語のセリフを読んでいるうちにだんだん慣れてきて読みやすくなった」と答えました。2人とも「外国語でプレイすると同じゲームでも雰囲気や楽しみ方が変わる」と言っていたのが印象的です。

Modで遊ぶことはある?

『マインクラフト』の名前が出たので、PCで『マインクラフト』をプレイしている子にMod(ゲームの修正データ)を使って遊ぶことはあるかと尋ねてみました。その子は筆者が説明しなくても初めからModの意味を知っていて、「Modは使いたいけれどバージョンが違うせいで使えない」と回答しました。どうやらPCで遊んでいる小学生はModに関してもそれなりの知識を持っているようです。

一方、PCでゲームをプレイしない子はModに関する知識が少なく、普段から『マインクラフト』で遊んでいる子の中にもModが利用できるJava版の存在を知っている子と知らない子がいました。

インディーゲームって知ってる?

一口に小学生と言ってもゲームに関する知識はさまざまなようです。それでは、インディーゲームについてはどの程度知っているのでしょうか。最近では家庭用ゲーム機でも多くのインディーゲームが遊べますし、比較的価格が安いので小学生でも手に入れやすそうです。おそらくインディーゲームについても相当の知識を持っているのではないでしょうか。

そう期待して尋ねた筆者でしたが、小学生たちの反応は「インディーゲームという言葉くらいなら聞いたことがある」程度のそっけないもの。「皆がいつも遊んでいる『マインクラフト』も最初はインディーゲームだったんだよ」と紹介してみましたが、あまり実感がわかないようでした。さらに、有名なインディーゲームの名前をいくつかあげてみましたが、まったく知られていません。

詳しく話を聞いてみると、小学生は「インディーゲームを作っているメーカーは元は小さくても現在はすべて大企業」だと思い込んでいました。数人から十数人の小規模チームでも世界的なゲームが開発できるとは思ってもみなかったようです。

任天堂が配信しているインディーゲームの紹介番組「Indie World」を見たことがあるかも尋ねてみました。結果は筆者の予想に反して誰も見たことがないとの答え。これだけニンテンドースイッチが普及しているグループでも、メーカーの広報活動が影響を与えていないのは意外でした。

レトロゲームって知ってる?

次に、この子たちが生まれる前に流行ったゲーム、いわゆる「レトロゲーム」を知っているかを尋ねました。インディーゲームを知らなかったので回答にはあまり期待していませんでしたが、こちらは一部の子から知っているとの答え。スマートフォンで昔のゲームの移植版やリメイク作品を遊んだことがあるのだそうです。

さらに、レトロゲームをプレイしたことがない子からも「すごく興味がある」との声が上がりました。「古くても新しくても面白いゲームなら好き」という意見や、「プレイしたあとで昔のゲームだと気づいた作品もある」といったエピソードも飛び出しました。後者の例にあげられたのは『ドラゴンクエスト』シリーズです。このように世代を超えて愛されるタイトルが古典と呼ばれるようになっていくのでしょう。

誰のゲーム実況を見るの?

続いて、小学生たちに『マインクラフト』では普段どんな遊びをしているのかと尋ねると、「ゲーム実況を参考に家を作る人が多い」との答えが多数派でした。そこで、ゲーム実況を見るときはどのサイトを使っているかを聞いたところ、こちらは全員一致でYouTubeの名前があがりました。

それでは、いったい誰のゲーム実況を観ているのでしょうか。それを尋ねると、小学生たちは待ってましたとばかりに凄まじい勢いでYouTuberの名前を叫び始めました。あまりのハイペースに筆者のメモを取る手が追いつきません。そこで、小学生に直接名前を書いてもらうことにしました。次のリストはそのとき小学生が名前をあげたYouTuberです(順不同)。

続けて、ゲーム実況で観ているタイトルを具体的に教えてもらったところ、次の名前があがりました(順不同)。

さらに、VTuber(バーチャルYouTuber)には関心があるかと尋ねたところ、この小学生の間ではVTuberグループの「にじさんじ」が人気を集めていました。

直近ではJリーグとのコラボも発表されるなど、小学生との接点もますます広がっている「にじさんじ」

小学生ゲーマーの懐具合

ゲームは誰が買っているの?

ここで質問の方向性を変え、ゲームは誰がどのように買っているのかを尋ねてみました。さまざまな答えが返ってきましたが、この質問に関しては昔とあまり変わりませんでした。

保護者が買うと答えた子は、誕生日やクリスマスのプレゼント、テストの点数が良かったときに買ってもらうとの答え。中には保護者本人がゲーム好きで購入しているとの回答もありました。一方、自分で買っていると答えた子は、お年玉や手伝いをしたときの小づかいを貯めて買っているそうです。

ゲームはどこで買っているの?

ゲームはどこで購入しているかとの質問には、イオンなどのショッピングモール、ヨドバシカメラなどの家電量販店、そしてダウンロード販売という答えが返ってきました。

ゲームだけを売っている専門店に行ったことがあるかを尋ねると、ゲオがゲーム専門店に該当するなら行ったことがあるが、そうでなければないとの回答。ここで小学生との間を仲介してくれているラジオ局の方から助け舟が出されました。おそらく現在の宮城県にはゲームだけを扱う専門店は存在しないのだそうです。このあたりは地域差もあるのでしょう。
※編集注:シーガルというゲームショップが宮城県内に9店舗あるが、ゲームだけを扱う専門店ではない。

ゲーム専門店の話が出たついでにゲームセンターについても聞いたところ、学校でゲームセンターに行くことを禁止されているとの答え。一方、ショッピングモールでなら大型のゲーム筐体に触れたことのある子もいました。

ネットでゲームを買いますか?

ダウンロード販売を利用するという答えがあったので、さらに詳しくゲームやダウンロードコンテンツ(DLC)のオンライン購入について尋ねたところ、回答は買う子と買わない子に分かれました。

ネットでゲームを購入するという子は、その理由として「保護者がネットでゲームを買いなさいと言っている」ことをあげました。ダウンロードコンテンツについては買ってもらえる子ともらえない子がいて、その差は保護者自身がゲームで遊んでいるかどうかの違いから生まれるようです。

一方、ネットでゲームを購入しないという子は、理由としてさっきとは反対に「保護者がダウンロード版はダメだと言っている」ことをあげました。なぜダメなのかの理由はよくわからず、ダウンロードコンテンツも買ってもらえないそうです。詳しく話を聞いていくと、どうやらゲームについてあまりよく知らない保護者ほど購入する際はパッケージ版を選ぶ傾向があるようでした。

課金が必要なゲームで遊びますか?

主にスマートフォンやタブレットで展開されている基本無料の課金ゲームで遊んでいるかも尋ねました。結果は、遊んでいるものの課金はしない子が多数。少数ながら課金勢もいました。課金の話になると小学生の間で「チート」(ズルのこと)という言葉が盛んに飛び交いましたが、当たり前のように小学生全員がチートという言葉を知っていることに筆者は軽いショックを受けました。

課金しているという子に「課金するときは保護者に相談するか」を尋ねると、返ってきたのは相談するという答えと、相談せずに貯めた小遣いで課金することもあるという答えの両方でした。

ここである小学生が、ふと「ゲームにお金を使うなら普通のことに使う方がいい」と声を上げます。

ゲームよりもお金を使いたいものは?

小学生が考える「ゲームよりもお金を使いたい普通のこと」とはいったいなんでしょうか。尋ねると、漫画、旅行、推しのグッズといった答えが次々に返ってきました。お金を使うならゲームよりも自分の趣味に費やしたいと考えるのは小学生も大人と変わらないようです。

あなたにとってのゲームとは?

興味を持った筆者は小学生には少々難しい問いかけをしてみました。

「あなたにとって『ゲーム』とはいったいなんですか?」

小学生たちは臆面もなく即答します。

個人差はあるようですが、概ねゲームを好意的に捉えているようです。

小学生から大人のゲーマーに伝えたいことはありますか?

いよいよ最後の質問です。これまでは筆者から小学生に質問を投げかけていましたが、最後は小学生から大人のゲーマーに伝えたいことを自由に語ってもらいました。

……いろいろと耳に痛い言葉が返ってきました。どうやら小学生たちは普段から保護者に言われていることをそのまま私たちに伝えてくれたようです。

小学生たちと、仲介してくれたラジオ局の方に深く礼を言い、カルチャーショックとジェネレーションギャップに満ちたインタビューは終わりました。


筆者が小学生だった頃は、発売されたばかりのファミリーコンピュータ(ファミコン)に夢中になっていました。当時のファミコンは小学生にとってビデオゲームという新しい文化の象徴だったのです。その頃、インターネットはまだ一般に普及しておらず、スマートフォンは存在すらしていませんでした。

一方、現在の小学生は生まれたときからインターネットやスマートフォンに囲まれ、生成AIが存在するのがあたりまえの時代に生きています。この新しい世代がビデオゲーム文化にどんな新風を吹かせてくれるのか。今回のインタビューを通じて、筆者はこれから生まれてくるゲームが楽しみになりました。

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