「冨安を抜き去ることはなかった」 マンUのFWを左サイドで“完封”…鉄壁守備を現地高評価

アーセナルの冨安健洋【写真:Getty Images】

マンUに1-0で勝利

イングランド1部アーセナルは現地時間5月12日にプレミアリーグ第37節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-0で勝利を収めた。リーグ戦5連勝で優勝の可能性を最終節まで残した。左サイドバック(SB)で先発フル出場の日本代表DF冨安健洋は持ち前の守備力を現地メディアでも高く評価されている。

暫定首位に立つアーセナルは敵地オールド・トラッフォードに乗り込んだ。FWブカヨ・サカや冨安には欠場の可能性が伝えられたなかで、ともに先発に名を連ね、4試合連続同じスターティングイレブンで試合に臨んだ。そして、前半20分にFWレアンドロ・トロサールが挙げたゴールを守り切り、5連勝を飾った。

最終節を残してアーセナルは勝ち点86で暫定首位。1試合消化の少ない同85の2位マンチェスター・シティが残り2試合のどちらかで勝ち点3を取りこぼせば逆転優勝の可能性が残っている。

日本代表DF冨安はリーグ戦4試合連続で左SBとして先発フル出場して勝利に貢献した。英メディア「Pain in the Arsenal」の選手採点では10点満点中6.5点の及第点で「アマド・ディアロは輝きを放っていたが、彼が冨安を抜き去ることはほとんどなかった」と対峙したユナイテッドのアタッカーに対する守備面での貢献を特に評価されていた。

DFオレクサンドル・ジンチェンコやDFヤクブ・キビオルといったポジション争いのライバルたちを上回る安定感で定位置を掴んでいる冨安。優勝の望みをつなぐために負けられない最終節でもポジションを守ることができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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