「ちょっと肌寒い」けど楽しみ夏服 傘の下、真っ白ワンピースに衣替え 松蔭中・高、モチーフは修道服

雨の中、真っ白な夏服で通学する生徒たち=13日午前、神戸市灘区(撮影・大田将之)

 伝統的なデザインで知られる松蔭中学・高校(神戸市灘区青谷町3)の制服が13日、夏服に衣替えした。あいにくの雨の中、真っ白なワンピース姿の生徒が、傘を差して新緑の通学路を登校した。

 修道服をモチーフに作られた同校の制服は、1925(大正14)年から100年近くデザインがほぼ変わっていないという。

 13日の神戸は午前8時の時点で19.5度と肌寒く、カーディガンを羽織る生徒も多かった。また、前日から雨が降り続き、傘を差しての登校となった。

 中学2年の生徒(13)2人は「久しぶりの夏服を楽しみにしていた」と話したが、この日はカーディガンを着て登校。「真っ白な半袖ワンピースに赤の松蔭マークがかわいいけれど、今日はちょっと肌寒い」と笑った。(大高 碧)

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