元広島投手の清川栄治さんが死去、62歳、悪性腫瘍のため

プロ野球の広島、近鉄で投手として活躍した西武の投手育成アドバイザー・清川栄治さんが悪性腫瘍のため5日に都内で亡くなっていたことが13日、分かった。62歳。西武が公式サイトで発表した。故人の遺志により、葬儀は近親者のみで執り行われた。

西武の公式サイトでは「訃報のお知らせ」と題し、「当球団の投手育成アドバイザーである清川栄治は、2024年5月5日(日)に都内の病院で逝去いたしました。謹んでお悔やみ申しあげます。なお、故人の遺志により、葬儀は近親者のみで執り行われました」と報告。病名は悪性腫瘍だったと記し、14日の1軍・2軍の公式戦で同球団の選手らが喪章をつけて試合を行う予定。

清川さんは1961年9月21日生まれ、京都府出身。83年にドラフト外で広島に入団。変則的なサイドスローの左腕として、中継ぎ、ワンポイントリリーフで活躍し、91年に近鉄に移籍。98年に広島に復帰すると同年に現役を引退した。

引退後は広島、オリックス、西武、社会人の日立製作所などでコーチを務めた。

(よろず~ニュース編集部)

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