阪神淡路大震災を伝える 甲南女子大の学生が芦屋市の広報番組制作に協力

阪神淡路大震災の記憶や経験を伝えようと、甲南女子大学の学生たちが芦屋市の広報番組の制作に携わることになり、13日、初めての会議が開かれました。

番組に協力するのは、神戸市東灘区にある甲南女子大学文学部3年生6人と2年生3人です。

初めてとなる13日のミーティングでは、学生9人が3班に分かれて、何をどう伝えるべきか話し合いました。

学生たちは、避難所の問題や防災グッズ、情報の正確性など、思い浮かんだ内容を紙に書いていきました。

来年1月17日で発災から30年となる阪神淡路大震災を伝えようと、甲南女子大学と芦屋市は、4月1日付で連携協定を締結。

学生が芦屋市の広報番組の企画段階から参加して震災や防災を学び、レポーターとして被災した人や関係者にインタビューを行います。

番組は、来年1月までに芦屋のケーブルテレビで複数回放送され、市の広報番組の公式YouTubeでも配信される予定です。

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