千葉市民花火大会 砂浜に車いす用の観覧席設置

千葉市民花火大会 砂浜に車いす用の観覧席設置

 千葉市は、市民花火大会「幕張ビーチ花火フェスタ」を8月3日に開催します。

 2024年は初めて、砂浜に車いすを利用する人の観覧席を設置します。

 幕張ビーチ花火フェスタは2万発以上の花火が打ち上がる国内最大級の花火大会で、2024年は8月3日土曜日に開催される予定です。

 観覧席は会場の幕張海浜公園やその周辺に約7万8千席設置されます。

 これまでは、安全上の理由から砂浜に車いす用の観覧席はありませんでしたが、設置を求める市議会議員の議会質問などを受け、市は2023年、車いすの利用者に協力してもらい、設置できるかどうかの検証を行いました。

 検証の結果「安全性を担保できた」として市は2024年から、砂浜に車いす用の観覧席を100席設置します。

 設置を求めてきた渡辺惟大市議は、「砂浜への車いす席の設置は、あまり例がない取り組みなので、幕張ビーチ花火フェスタ全体の魅力も深まったのではないかと思います。障害のある方々や高齢者の方々にも選択の機会が保障されるきっかけになることも期待しています」と話しています。

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