【次期衆院選】半数が「自民党に投票したくない」(電話調査)!与党維持より政権交代が望ましい!2024年5月選挙ドットコムリサーチ

選挙ドットコムはJX通信社と共同で、5月11日(土)、12日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。

このコラムでは、今回の調査でのオリジナル設問「投票したくない政党」や「次期衆院選で望ましい結果」などの回答結果を紹介します。

投票したくない政党

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もしも、すぐに衆議院選挙が行われた場合、あなたが最も投票したくない政党はありますか?」と聞いた結果が上の図です。電話調査とネット調査ともに、最多は自由民主党でした。

特に顕著だったのは電話調査です。50.9%、半数超えが自民党を選択しました。次点の日本共産党(11.6%)、立憲民主党(8.3%)を大きく上回る結果になりました。

次期衆院選で望ましい結果

あなたは、次の衆議院選挙の結果として望ましいのはどれだと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。回答の選択肢は「自民公明の与党が過半数をとって政権を維持する」「与党と野党がほぼ同じ議席数をとって、伯仲する」「立憲民主党や日本維新の会などの野党が過半数をとって政権が交代する」「わからない、答えない」の4択です。

電話調査では、「立憲民主党や日本維新の会などの野党が過半数をとって政権が交代する」が最多の4割弱でした。ネット調査でも、「分からない、答えない」を除くと、野党勢力による政権交代を求める声が最も多く、約2割でした。

自民党が全敗した4月の衆院補選から約半月が経過しましたが、前問の「投票したくない政党」と合わせても、政権与党である自民党への風当たりが依然厳しいことが数字でも明らかとなりました。

衆院解散の時期

早ければ6月に衆議院の解散総選挙が行われる可能性があります。あなたは、衆議院の解散総選挙はいつが最もよいと思いますか?」と聞いた結果が上の図です。

電話調査で最も多かったのは「9月の自民党総裁選までに」と、時期を尋ねる3択の中で最も早い時期となりました。ネット調査でも「わからない、答えない」を除けば、総裁選前の解散総選挙を求める声が多い結果となりました。

子育て支援金

少子化対策のため、公的医療保険を通じて1人あたり数百円を毎月集める『子ども・子育て支援金制度』が2026年度から始まる予定です。あなたは、制度の導入に賛成しますか?」と聞いた結果が上の図です。

電話、ネット調査ともに、反対(強く反対・どちらかといえば反対を合算)が賛成を上回りました。特にネット調査では賛成が15.5%にとどまりました。

調査概要・さらに詳しい解説は選挙ドットコムちゃんねるで!

今回の選挙ドットコムリサーチの結果は、5月14日に公開予定の「選挙ドットコムちゃんねる」でJX通信社の米重克洋氏が解説しますので併せてご覧ください。

【調査概要】
調査は令和6年5月11日(土)と12日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で976件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

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