【陸上】北口榛花 早くも25年東京開催の世界陸上へ意欲「1年も先なのに緊張もしちゃう」

左から北口榛花、橋岡大輝

陸上やり投げの世界女王・北口榛花(JAL)が、日本での大一番を早くも心待ちにしている。

来年9月に東京・国立競技場で開催される陸上世界選手権の公式ロゴが13日に同会場で発表された。一般公募で集まった368点の応募作品から中川亮さんのデザインが選出。「東京の都市コードであるTYOという3文字をモチーフにして、陸上競技の持つより速く、より高く、より遠くへというイメージをデザインとして表現した」と明かした。

会見に出席した北口は「陸上の緊張感や疾走感がロゴ発表の動画ですごく感じたし、日本らしさも一緒になっていて、すごくいいロゴだなと思った」と印象を口にした上で「これから世界中のアスリートがこのロゴを目指して、切楚拓磨し合う年になるので、自分も頑張りたいなと引き締まるような気持ちになった」と振り返った。

約2か月半後のパリ五輪に向けては「メダルを獲得したい。みなさんわかっている通り、やっぱり金が一番いい色だというのは、誰もが知っていることなので、一番を目指してしっかり準備していけたら」と決意表明。来年の世界選手権へのモチベーションも「まだ1年も先なのに、こっちも緊張しちゃうような感じだった」と高まっている様子を見せた。

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