東松山に“魚拓アート”寄贈/埼玉県

 東松山市が誕生して、ことしで70周年を迎えます。

 それを記念して、市内で魚拓を使ったアートの制作に取り組む男性が作品を贈り、13日、森田光一市長から感謝状が贈られました。

 作品を贈ったのは、市内に住む「カラーアート魚拓作家」の山本龍香さん(80)です。

 山本さんは50年ほど前に、魚拓を使ったアートの制作を始めました。

 魚に薄い布をかぶせて、独自に開発した油性のカラーインクをたたき、最後に目を描き入れて、作品を仕上げます。

 今回、贈ったものは、出世魚で、縁起がいいとされるブリを使用していて、大きさは横幅がおよそ2メートルほどです。

 森田市長は、「出世魚を描いた作品で、東松山市が上り調子になることを象徴している」と感謝を伝えていました。

© 株式会社テレビ埼玉