見えた!鹿屋市の神社の木の上にフクロウの赤ちゃん 鹿児島・鹿屋市

かわいらしい動物の話題です。フクロウの赤ちゃんが鹿児島県鹿屋市の神社で生まれたということで、撮影に向かいました。果たして、その姿を見ることはできたのでしょうか!?

鹿屋市横山町にある鷹直神社です。

この神社でフクロウの赤ちゃんが生まれたということです。

安楽遥記者
「神社の階段を上った先にある、こちらの木の上にフクロウがいるということですが、下からは姿を確認することができません」

詳細は不明ですが、フクロウ神社とも呼ばれるというこの神社には、この時期になると毎年、フクロウがやってくるそうです。

5月5日ごろから、3mほどの高さにある木の穴の中から、時折フクロウの赤ちゃんが顔を出していたそうですが、13日はなかなか姿を見せません。

鷹直神社・堀内浩二宮司
「ここからしっかり姿が親子が見えていた。いなかったらどうしよう」

赤ちゃんはもう巣立ってしまったのか…

長年、このあたりの野鳥を観察し、フクロウの生態にも詳しい東勉さんにも協力してもらい、棒の先に取り付けたスマートフォンで穴の撮影を試みることに。

その映像を確認してみるとー。

フクロウの生態に詳しい・東勉さん
「赤ちゃんが生まれていますね。だいたい10日から2週間くらいだと思います」

フクロウの親子がしっかり映っていました。

こちらを見つめる茶色い毛並みがメスの親のフクロウで、その手前にいる白い毛並みが赤ちゃんです。

東さんによるとこの2羽はニホンフクロウで、赤ちゃんは生後2週間ほどとみられるということです。

フクロウの生態に詳しい・東勉さん
「個体によっては厳しい顔をしているが、だいぶおだやかな顔をしている」

東さんによると、フクロウの赤ちゃんはあと1~2週間ほどで巣立っていく可能性が高いということです。

鷹直神社・堀内浩二宮司
「参拝に来られる方はそっとあたたかく見守っていただければ。絶対に御利益があると思います」

今回は特別に許可を得て、安全に配慮しながら撮影しました。

フクロウの赤ちゃんは穴から顔を出すこともあるそうなので、訪れる際はフクロウを刺激しないように、優しく見守ってみてください。

© 鹿児島テレビ放送