3期連続過去最高益更新 山陰合同銀行「銀行の本業の収益が好調」今年度も経常利益増加予想

島根県松江市に本店を置く山陰合同銀行は13日、昨年度の決算を発表し、3期連続で過去最高益を更新したことを明らかにしました。

山陰合同銀行の昨年度の連結決算は、売り上げにあたる経常収益が1201億7600万円と前の年に比べ6.6%増え、経常利益は、前の年を30億円以上上回る247億2700万円となり、3期連続で増収増益、過去最高益を更新したということです。

山陰合同銀行 山崎徹 頭取
「貸出金利息が6期連続で増加したことや法人や個人のお客様へのコンサルティング業務などの手数料収益が4期連続で増加したことなど銀行の本業の収益が好調であったことによるものであります」

海外金利の上昇や賃上げなどによる営業経費の増加などはあったものの、それらを上回る収益の増加があり、最終的な利益にあたる純利益は前の年を13億3700万円上回る168億円となりました。

今年度については連結ベースで経常利益およそ264億円、純利益およそ182億円といずれも増加を予想しているということです。

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