「8月中には1人1台に」 タブレット問題で県教委が見通し【徳島】

徳島県立学校に配布されているタブレット端末の故障が相次いでいる問題で、県教育委員会は5月14日、2024年8月までには、1人1台の状態に戻せる見通しが立ったと明らかにしました。

県教育委員会によりますと、県立学校のタブレット端末は5月9日現在、故障のため約1300台が不足しています。

5月14日に開かれた県教育委員会の定例会で、県教委事務局は6月末までに不足している端末の調達を終え、その後、2か月ほどかけて設定を行い、8月中には一人一台の状態に戻せる見通しであると明らかにしました。

県立学校のタブレット端末をめぐっては、2023年夏ごろからバッテリーの不具合による故障が急増、当初、調達した分の6割以上にあたる9952台が故障していて、県教委では随時、新たな端末を調達してきました。

県教委では、機種選定にあたっては耐久性に十分配慮したとしています。

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