生産量「日本一」を目指して 秋田市の園芸振興センターでダリアの栽培研修始まる

秋田朝日放送

秋田市でダリア専門の栽培研修が始まりました。生産量日本一を目指す取り組みです。

県を挙げて一大産地化を目指しているダリア。2024年度から秋田市園芸振興センターでダリア専門の研修事業が始まり、初日の14日から早速実習が行われました。

栽培経験がありより高品質のダリアを育てたいと受講する人がほとんどの中、畠山昴希さんは1期生唯一のダリア栽培初心者です。共に研修を受ける先輩農家からのアドバイスも受け初めての収穫。続けて出荷作業も体験します。

秋田市は全国的に有名なダリアの生産者がいる強みも活かしオリジナル品種の開発や生産規模の拡大など県やJAと一丸となり取り組んでいます。市場からの人気が高まる一方、生産者の高齢化や異常気象などにより生産量が伸び悩んでいる現状を打破する目的で研修が開かれました。受講者は栽培から流通、品種の選び方などダリア農家に必要な一連のスキルを学び市場への出荷を目指します。

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