「危機管理に市が関わっていく」 阿波踊り開催可否判断めぐり徳島市長発言【徳島】

徳島市の遠藤市長は、5月14日の定例会見で2023年、台風が迫る中阿波おどりが開催されたことを受け、今後、開催の可否の判断など「危機管理には市が関わっていく」と述べました。

徳島市の阿波おどりをめぐっては2023年、台風が迫る中、実行委員会が開催を強行したことに疑問の声が上がっていました。

こうした経緯を受け、徳島市の遠藤市長は、14日の定例会見で「悪天候時における開催可否の判断など危機管理は一番大事な所」として、次のように述べました。

(遠藤 彰良市長)

「危機管理については、徳島市のしっかりと関わらせていただく

判断をさせていただくということは、

(実行委員会に)しっかり伝えております」

また、遠藤市長は、「人命を第一に最終的には市長が責任をもって判断をしなければならない」と話しました。

このほか、任期満了に伴い、5月9日から空席となっている副市長人事について遠藤市長は、「議会と協議中なので今、伝えることはありません」と述べるにとどめました。

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