ドジャース・大谷翔平、サイクルならずも3安打2打点躍動 6戦ぶり12号で再びリーグトップタイ

Ⓒゲッティイメージズ

打率・本塁打でリーグ二冠

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地時間5月14日(日本時間15日)、敵地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4回に6試合ぶりとなる先制の12号ソロを放つなど、5打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。

第1打席は左飛に倒れるも、0-0で迎えた4回表の第2打席。先頭で打席に向かうと、キートン・ウィンが投じた初球のスライダーをフルスイング。打った瞬間にそれと分かる当たりは、もう少しで場外弾というライトスタンド後方への一発となった。

オラクル・パークの名物である“スプラッシュヒット”とはならなかったが、『Statcast』のデータによると打球速度113.4マイル(約182.4キロ)、飛距離は今季の自身2番目に大きい135.9mという会心の一撃。先制のホームを踏みベンチに戻ると、両手を高く掲げて喜びをあらわにした。

さらにこの日は5回の第3打席でもセンターへの安打を放ち、7回の第4打席では前を打つベッツの三塁打に続いてレフトへの二塁打。この日2打点目をマークし、3打席連続安打でサイクル安打に王手をかける。

迎えた9回表、三塁打が出ればサイクル安打という第5打席は二ゴロに倒れるも、この日は5打数3安打2打点と躍動。チームも13安打で10得点を挙げ、10-2で快勝した。

6戦ぶりの本塁打により、12本塁打はマルセル・オズナ(ブレーブス)と並んで再びリーグトップタイに浮上。打率.361もリーグトップで、30打点はリーグ4位タイとなっている。



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