「鮭とあさりのアクアパッツァ風」ぐっち夫婦に教わる 2人で作る妊活ごはんレシピ

今や大人気の料理家「ぐっち夫婦」が、忙しいカップルに向けて手軽で簡単、おいしいレシピを教えてくれました。妊活中に必要な栄養がしっかりとれるのもポイントです!
今回は、「鮭とあさりのアクアパッツァ風」のレシピをご紹介します。

『「鮭とあさりのアクアパッツァ風」ぐっち夫婦に教わる2人で作る妊活ごはんレシピ』 #1
※参考:「妊活たまごクラブ 2024-2025年版」

生殖医療専門医×出産ジャーナリストCROSSTALK 「妊活と仕事の両立」は大変!?

【妊活レシピ】鮭とあさりのアクアパッツァ風

鮭のタンパク質&亜鉛に、あさりの鉄分&亜鉛、葉酸やリコピンもプラス。

フライパン一つで大満足のごちそうに!

【ぐっち夫婦のここがPOINT!】
フライパン一つでできる料理は忙しい2人の強い味方。
作り方の項目ごとに、2人の作業を分担してもいいかも!

■材料(2人分・26cmフライパン使用)
生鮭(切り身) …2切れ
あさり …100g
ブロッコリー …1/4株
ミニトマト …5個
にんにく …1かけ
酒 …大さじ1
塩・こしょう …各少々
オリーブオイル …大さじ2
白ワイン …50ml
粗びき黒こしょう …少々

■作り方
(1)下準備をする
・あさりは殻をこすり合わせて洗い、3%の塩水(500mlの水に対し、塩大さじ1・分量外)に1時間ほどつけ、砂抜きをする。
・鮭の水けをペーパータオルでふき取り、酒をふって15分ほどおく。再びペーパータオルで水けをふき取り、塩・こしょうをふる。
・ブロッコリーは小房に分け、ミニトマトはヘタを取る。にんにくは包丁の腹でつぶし、芽を取る。

(2)鮭を焼く
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら鮭を皮目から入れて中火で両面焼く(途中、にんにくが焦げそうになったら鮭の上にのせる)。

(3)蒸す
鮭に焼き色がついたら、あさり、ブロッコリー、ミニトマト、白ワインを入れ、ひと煮立ちさせてアルコール分が飛んだら、ふたをして5分ほど弱めの中火で蒸す。

(4)仕上げる
あさりの口が開いたらふたを取り、煮汁を回しかけながら1〜2分煮て、必要であれば塩(分量外)で味をととのえ、粗びき黒こしょうをふる。

一緒に作る料理は楽しくて、おいしい!

「今回は、妊活中、積極的に摂取したい栄養素を考えながらのレシピづくりでしたが、難しく考えることなく、まずは“料理って楽しい”と感じてもらえる品々をラインアップしました」と語るSHINOさん。「夫婦が一緒にキッチンに立つことで、コミュニケーションをより深めることができる。それが料理の魅力だし、貴重な時間だと思う。日々の料理を通して、次第に栄養にも関心がわいてくると、さらにいいよね」とTATSUYAさん。
今回は人気料理ユニット「ぐっち夫婦」に、料理初心者でも、共働きで平日時間がないカップルでも、簡単にササッとできるメニューばかりを紹介してもらいます。今日のできごとを語り合いながら、さっそく“2人で作る”を始めてみませんか。

妊娠体質のためにとりたい5栄養素

●タンパク質
体重1kgあたり1日1~1.5gが摂取の目安。動物性、植物性あわせての摂取が必要です。
●ビタミン類
別名「妊娠ビタミン」と呼ばれるビタミンEをはじめ、妊活中に積極的に摂取したい栄養素。
●葉酸
受精卵の細胞分裂や成長などに必要不可欠。厚生労働省は妊娠前からの継続摂取を推奨。
●亜鉛
精子の形成や運動、活性化に役立つほか、女性ホルモンの生成にも必要な栄養素。
●鉄分
赤血球をつくり、酸素を体内に運ぶ重要な役割。女性は月経で不足しやすいので多めに摂取を。

■監修/佐藤雄一 先生
■料理/ぐっち夫婦

【ドクター&ジャーナリスト対談】不妊治療の保険適用から約1年半。どう変わった?これからどうなる?

■撮影/大森忠明
■スタイリスト/シダテルミ
■構成・文/飯田由美(BEAM)

※記事掲載の内容は2024年2月25日現在のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。

▼『妊活たまごクラブ2024-2025年版』は、妊活に役立つ情報が一冊に詰まった妊活スタートブック

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