朝日ネットとターンイットイン、ライティング価値の遵守や文章改善指導に向けてパートナーシップを拡大

朝日ネットと米Turnitin(ターンイットイン)は、両社のパートナーシップを拡大したことを、5月8日に発表した。

パートナーシップ拡大にあわせて、朝日ネットは教育機関向け学習管理システム(LMS)「manaba」と「Turnitin Feedback Studio」の連携において、1EdTech LTI 1.3連携の認証を取得している。「Turnitin Feedback Studio」は、アカデミック・インテグリティ(学問における誠実性・公平性・一貫性)を担保し、学生の課題レポートに対する採点評価やタイムリーなフィードバックの提供をサポートするためのツールであり、類似性チェックツール「Turnitin Originality」との連携に用いられる。

「manaba」と「Turnitin Originality」の連携によって、両社は教育におけるライティングの価値を遵守するツールを提供できるようになった。教員は、学生の提出物を可視化することが可能になり、学生に文章の改善や適切な引用・出典の仕方を指導できる。また、生成AIの利用者が増えていることから、ターンイットインは生成AIの利用の可能性を検知するオプション機能も提供している。

「manaba」は、朝日ネットが提供するクラウド型の教育支援サービス。「課題管理」や「情報発信」機能により、授業の前後だけでなく授業中の学びも最大限に支援する。レポートや評価が自動的に蓄積されるポートフォリオ・スペースを学生(生徒)一人ひとりに提供し、それを軸とした学修支援環境を提供する。

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