地域の課題解決へ 新入行員の研修は…

地域の課題解決へ 新入行員の研修は…

 千葉県市原市で5月15日、銀行の新入行員らが地域の課題解決へ向けた意識を高めようという、ユニークな研修に取り組みました。

 青空のもと、千葉銀行に4月、入行した新入行員が研修の一環で取り組んだのは「田植え」です。

 この取り組みは、現場での体験を通じて地域の課題解決に貢献に向けた意識を高めてもらおうと、2011年から実施されている県内でも珍しい研修で、新入行員の半数にあたる114人が参加しました。

 新入行員らは、地元の農家から手ほどきを受けながら、目印としてひかれた直線にそって、苗を手で一つひとつ植えていき、食の大切さや農業の大変さを実感している様子でした。

 今後は、農家に草刈りなどの管理をしてもらい、稲が実る2024年9月ごろ、新入行員たちが再び研修として刈り取る予定です。

新入行員は―
「実際に体験してみないとわからないことがあるので、大変さとかおもしろさとかを体験を通じて学べた。今回体験したことを胸にとめながら、お客様に寄り添えるような銀行員になれたらと思う」

「行員として地域のみなさんが楽しく健やかな生活ができるような基盤を作っていきたいと考えているので、田植えを通していろいろ学ぶことができた」

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