UFCが9月に3年連続でパリ上陸

UFCファイトナイト・パリ:オクタゴン【フランス・パリ/2023年9月2日(Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC via Getty Images)】

2024年9月28日(土)、世界最高峰の格闘技団体であるUFCがフランス・パリに再上陸し、アコー・アリーナを訪れる。フランスでのイベントは2022年の初開催から3回目を数え、フランスボクシング連盟(FFB)の協力のもとで実施される。

UFC会長兼CEOのデイナ・ホワイトは「われわれは3年連続でパリへと戻る」と語り、次のように続けた。

「ここもまた、もしパリで試合を見たことがないのなら、今すぐチケットをとるべきだとファンの皆さんに言わざるを得ない舞台の一つだ。9月にそこでお会いしよう!」

フランスのMMA界は新たな高みへと上昇し続けている。フランスのアスリートたちがランキングを浮上し、ニース出身のマノン・フィオロはUFC女子フライ級ランキングで2位。フィオロはローズ・ナマユナスやエリン・ブランチフィールドに圧倒的な勝利を収め、この階級における主要なコンテンダーとしての立場を確かなものにしている。

また、ライト級に彗星のように現れたブノワ・サン・デニは、UFC 299で元暫定王者ダスティン・ポワリエと相対した難しい試合から巻き返そうとしている。一方、ファンの人気が高いシリル・ガーンは、昨年に母国の観衆の前でセルゲイ・スピバックを撃退。次の相手の前に立ちはだかる準備は万端だ。

さらに、ナッソーディン・イマボフがロマン・ドリーゼに対する決定的な勝利でミドル級トップチャレンジャーとしての地位を固めている。

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