将来に不透明感漂うブルーノ、ユナイテッドとの会談経て残留見込みか

ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデス[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドでの将来が注目どころとなるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(29)だが、残留する見通しのようだ。イギリス『The Athletic』が報じた。

ジム・ラトクリフ共同オーナーのもと、大幅な選手整理が予想されるユナイテッド。絶対軸であり、キャプテンのブルーノもオファー次第でという条件付きながら、売却候補とされ、去就が騒がれる。

エリク・テン・ハグ監督はそれを否定したが、ブルーノはポルトガル『DAZN』で「選手はいつだってここにいるのを望む必要があるけど、残ってほしいとも思われないといけない」と発言し、不透明感が漂う。

今季も中心として活躍するブルーノが移籍となれば、まさに聖域なき改革だが、ユナイテッドとブルーノは先週、将来を巡って話し合い、双方が残留希望を示したという。

対話はキャリントンの練習場で長く行われ、ユナイテッド上層部は代理人らとともに臨んだブルーノに対して、新体制下でも自身を軸としたチーム作りの意向を示した模様だ。

ブルーノの方はチームの方向性と新組織の野心が自身と一致するか、そして新体制下で競争力を持ち、成功を収めるチームの中心に自分がいるかどうかを明確にしたく、問うたそうだ。

それには確証が必要で、ブルーノが不満だったり、ユナイテッドに経済的に受け入れざるをえないオファーが届けば、退団も否定できないが、会談で選手を納得させる返しができたという感覚があり、残留の見方が強いそうだ。

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