富士フイルムビジネスエキスパート、クラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入

ログラスは、提供するクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」について、富士フイルムビジネスエキスパートに導入されたことを発表した。

富士フイルムビジネスエキスパートは、富士フイルムグループのシェアードサービス会社として、富士フイルムグループの売上・利益最大化、経営基盤強化に貢献するため、8つの事業領域で、専門力、現場力、業務遂行力を生かした「業務プロセス改革」「付加価値の創出」に取り組んでいる。

同社は、富士フイルムグループへの貢献度合いをさらに上げるため、管理会計における予算編成・予実把握を柔軟にできる仕組みを必要としていた。しかし、複数の計画や実績データを蓄積している表計算ソフトが重くなりすぎてしまい、データの可視化・分析に課題が発生。加えて、計画や実績を蓄積している表計算ソフトを運用できる人が限られており、管理会計のプロセスが属人化していた。

これらの課題を解決するため、富士フイルムビジネスエキスパートはクラウド経営管理システム「Loglass 経営管理」を導入した。表計算ソフトによる管理から脱し、クラウド上でデータを一元管理することで属人化から脱却できること、データベースの処理速度の速さとマスタメンテナンスの容易さ、今後の機能拡充への期待が導入の決め手となった。

今後は「Loglass 経営管理」のレポート機能を活用することで、部門別やセグメント別分析など、表計算ソフトで運用している際にはすぐには出せなかったデータを活用し、プロセスの改善やコスト削減など富士フイルムグループ全体に貢献していくことを目指す。

富士フイルムビジネスエキスパート 経営管理本部 企画部副部長 野地優一氏のコメント

当社のシェアードサービス領域が拡大するにつれ、表計算ソフトによる管理会計データの集計・分析が複雑となり、使い勝手の悪さから担当者が限定されてしまうという問題が生じました。

この問題解決にむけ、数年前から管理会計ツールの導入を検討、自社開発や市販のソフトウェアよりも技術の進化に合わせ常に最新機能にアップデートするクラウドサービスが最善であると判断し、Loglass導入を決定しました。

これまでに本社部門でのLoglassの導入が完了、今後は現場部門へもLoglass導入を進めて、全社の管理会計業務の更なる効率化を図っていく予定です。

Loglassが当社のシェアードサービス強化に欠かせない存在になることを期待しております。

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