鎌倉の2神社、神社本庁から離脱へ 鶴岡八幡宮に追随、理由は明らかにせず

神社本庁から離脱する方針を決めた荏柄天神社=鎌倉市二階堂

 鎌倉市内の荏柄(えがら)天神社(同市二階堂)と白旗神社(同市西御門)が全国の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」(東京)から離脱する手続きを進めていることが15日までに分かった。すでに離脱を決めた鶴岡八幡宮(同市雪ノ下)の吉田茂穂宮司が2神社の宮司を兼務しており、追随することになった。

 同八幡宮は3月5日に離脱する方針を決定。荏柄天神社と白旗神社は翌6日に宮司や氏子総代らによる会議をそれぞれ開き、離脱する方針を決めた。同八幡宮の担当者は「同じ宮司なので、同じ考え方、方向性で進んでいくため」と説明。離脱の理由については「手続き中のため話せない」としている。

© 株式会社神奈川新聞社