【庭球】接戦を制し、制される/関東学生テニストーナメント 4R

5月11日より本選が行われている関東学生テニストーナメント。4Rでは白熱した試合が多く、慶大同士での試合もあった。5Rに進んだのは2人と1組となりいよいよ佳境に突入した。

2024年関東学生テニストーナメント 本選4日目

5月15日(火)@有明テニスの森

♢試合結果♢

男子シングルス	◯下村亮太郎(法4・慶應)	2{7−5、5−6、6−3}1	●菅谷優作(法3・慶應)●高木翼(総4・関西)	0{3−6、2−6}2	◯石垣秀悟(日大)女子シングルス	◯西飛奈(環3・白鵬女子)	2{6−3、6−3}0	●小畑莉音(早大)●中島玲亜(総3・岡山学芸)	1{6−0、4−6、6–7}3	◯田巴未来(早大)男子ダブルス	◯有本響・菅谷優作(慶應)	2{6−4、6−4}0	●脇坂留衣・眞田将吾(慶應)●下村亮太郎・高木翼(慶應)	1{6−3、6−7、9−10}3	◯谷颯太・橋本光矢(亜細亜大)女子ダブルス	●大橋麗美華・中島玲亜(慶應)	1{6−2、2−6、9−11}2	●中川原凛・長谷川美愛(専修大)
快勝を続ける西

♢男子シングルス♢

◯下村亮太郎(法4・慶應)	2{7−5、5−6、6−3}1	●菅谷優作(法3・慶應)

主将下村とエース菅谷のオーダー。第1セットはタイブレークにもなり、全セット白熱した接戦となったが第3セットでは主将の下村に軍配が上がった。

●高木翼(総4・関西)	0{3−6、2−6}2	◯石垣秀悟(日大)

今回高木は、昨年の王座で戦い、下した日大の主将が対戦相手だった。慶應に逆襲する意気にあふれる相手選手に押され、ストレートで敗北した。

♢女子シングルス♢

◯西飛奈(環3・白鵬女子)	2{6−3、6−3}0	●小畑莉音(早大)

西は昨日のフットワークをそのままに果敢にネットボールなどのボールを拾い、昨日と同じく快勝した。

●中島玲亜(総3・岡山学芸)	1{6−0、4−6、6–7}3	◯田巴未来(早大)

女子シングルスはどちらもワセダとの対戦。中島は第1セットを完封と幸先のいいスタートを切るが、第2セット以降は相手にペースを握られてしまう。第3セットはタイブレークまで続く接戦になったが、惜しくも相手に一歩及ばなかった。

♢男子ダブルス♢

男子ダブルス	◯有本響・菅谷優作(慶應)	2{6−4、6−4}0	●脇坂留衣・眞田将吾(慶應)

この慶大対決オーダーでは、第1セット序盤は一進一退の攻防だったが、菅谷・有本ペアが3ゲームを連取。第2セットも菅谷・有本ペアがサーブスエースなど積極的な攻撃を仕掛け、勝利した。

ボレーを叩き込む有本
●下村亮太郎・高木翼(慶應)	1{6−3、6−7、9−10}3	◯谷颯太・橋本光矢(亜細亜大)

下村・高木の主将・副将ペアは第1セットを快勝するも、第2セット以降は苦戦を強いられることとなる。タイブレークでサービスエースを見せるなど攻撃を積極的に仕掛けていたが、惜しくもゲームカウント8−10で敗退した。

♢女子ダブルス♢

●大橋麗美華・中島玲亜(慶應)	1{6−2、2−6、9−11}2	◯中川原凛・長谷川美愛(山梨学院大)

昨日の足の不調が改善し、好調な様子の大橋は、前陣ではフットワークを活かしたボレーで相手を翻弄。しかし第2セットからは相手にペースを握られ、第3セットに突入。ゲームカウント9−11の大接戦となったが敗退した。

惜しくも競り負けた

(取材:岡澤侑祐)

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