41年前の日本海中部地震 合川南小13人の津波犠牲者慰霊碑を地元の小中学生が清掃 北秋田市

秋田・青森・北海道合わせて104人が死亡した日本海中部地震から5月26日で41年がたちます。

北秋田市では小中学生が、津波の犠牲になった児童の慰霊碑を清掃し、

亡くなった13人の冥福を祈りました。

日本海中部地震は1983年5月26日に発生し県内では83人が死亡しました。

このうち13人は遠足で訪れていた男鹿市の海岸で津波の犠牲になった

旧合川南小学校の児童です。

毎年、地震があった5月に慰霊碑の清掃が行われていて、

統合されてできた合川小学校にも引き継がれています。

今では合川中学校の生徒も加わるようになりました。

15日は、旧合川南小学校の学区から通う、児童・生徒7人が慰霊碑を磨きあげ、

13人の冥福を祈りました。

日本海中部地震からまもなく41年。

合川小学校は、23日に避難訓練を行い、防災集会を開くなどして

当時の記憶と教訓をつないでいくことにしています。

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