竹内力、猿役で声優挑戦 話し方に「結構悩んだ」

竹内力、映画『猿の惑星/キングダム』公開記念舞台挨拶に登場 クランクイン!

俳優の竹内力が15日、都内で開催された映画『猿の惑星/キングダム』公開記念舞台あいさつに、松岡禎丞小松未可子サルゴリラ児玉智洋赤羽健壱と共に出席。猿を演じる上での悩みを打ち明けた。

映画『猿の惑星』シリーズの“完全新作”となる本作の舞台は、現在から300年後、支配者が人間から猿へと移り変わった地球。猿と人間の“共存”か、猿の“独裁”かを懸けた<猿&人間>VS<猿>の新たなる衝突を、圧倒的なスケールで描く。

猿が支配する王国(キングダム)を築こうとする冷酷な独裁者プロキシマス・シーザーの日本版声優を務める竹内は、「子どもの頃に見て衝撃を受けた1作目から50年以上続いている歴史的なシリーズ作品に携わらせていただいて、非常に光栄に思っています」とコメント。さらに「周りの反響は、やはりリアルなお猿さんにみんなびっくりしているということと、『もしかしてこれ続編があるんじゃないの』とみんな言っていますね」と続編への期待も耳に届いていると明かした。

自身が声をあてたシーザーについては「喜怒哀楽のめっちゃ激しい猿」と説明。そして「しゃべり方としては、結構悩んだんですよ。声優さんみたいに滑舌良くしゃべった方がいいのか、でも普段は俳優なのでちょっと自然にしゃべりたくなっちゃうんですよ、どうしても」と声のみでの演技と映像での芝居との違いに悩んだことを告白した。

本作の公開祝いで参加したサルゴリラの赤羽は「僕、『猿の惑星』自体見たことがなかったんですけど、初『猿の惑星』がこの作品だったんですけど、それでもすんなり見れて、めちゃくちゃ面白かったですし、もちろんシリーズのファンの方はさらに楽しめるような作りになっているという、最高の作品でございました」と本作を紹介。児玉が「僕たち、ちょっとだけ出演してまして。声で」と明かすと、竹内は「素晴らしいお芝居だったと思います。“冒頭”なので“ぼうっと”見ていたのでちょっと分からないけど」とダジャレを放ち笑いを誘った。

映画『猿の惑星/キングダム』は、全国公開中。

© ブロードメディア株式会社