岩手出身右腕が零封リレー 巨人の堀田賢慎と西舘勇陽

6回無失点で3勝目を挙げた巨人・堀田賢慎(右)と、7回に登板し三者凡退に抑えた西舘勇陽=セーレン

巨人 4-0 DeNA

 巨人は同学年の本県出身ドラフト1位右腕のリレーで、北陸シリーズを2連勝した。花巻市出身の5年目堀田賢慎(花巻北中-青森山田高)が、6回無失点と好投し先発で2試合連続の白星。引き継いだ一戸町出身のルーキー西舘勇陽(花巻東高-中大)は七回を無失点に抑えた。ともに22歳、本県期待の若手が力を示した。

 堀田は一回、先頭打者の蝦名を初球の速球で捕邪飛に打ち取り「指にかかっている」と好感触を得た。1死一塁で宮崎はファウルで粘られながらも二ゴロに仕留め、牧は速球を見せた後、低めに緩い変化球を投げ遊飛に打ち取った。緩急を駆使し、筒香を含めた中軸には出塁を許さなかった。

© 株式会社岩手日報社