ゴリけん、福岡で今春3本目の新番組! RKBで「ハカタの王様」がスタート

ゴリけん中上真亜子が司会を務めるRKB毎日放送の新番組「ハカタの王様」(土曜午後2:00、福岡ローカル)が5月25日から始まる。ゴリけんにとっては4月9日にスタートしたTNCテレビ西日本の「じもちゃんねる」(火曜午後8:00、福岡ローカル)と「生放送!! 晩ごはん今なん食べとーと?」(第2火曜午後7:00、福岡ローカル)に続き、今春3本目となる新番組への出演だ。

そのことについて、ゴリけんは「新番組には出演するだけじゃなくて『一緒に作っていく!』という気持ちで制作会議に出席したり、中身についても提案したり、みんなと相談したりする時間が増えました。参加するSNSのグループも多くなり、通知が増えました!」と明かし、忙しさを実感しているようだ。

一方、起用する局に対しては「これまで『なんで俺にベット(賭け)しないんだ!』という人生でしたが、いざ実際にベットされてみると『本当にするんかい!』ってなりました。ベットしてもらってありがたいです。絶対にこけられないです!(笑)」と率直な心境を吐露する。

「ハカタの王様」では、街頭インタビューによって福岡県民の本音に迫っていく。ふとした発見や疑問、愚痴、失敗談などを聞き出し、そこから「知っていたと思っていても実は知らなかったこと」をテーマに展開。裸の王様ならぬ“ハカタの王様”役のゴリけんと共に学んでいく。

司会を任せるチーフディレクターの松井聡史氏は「ゴリけんさんは常々『俺はちゃんとしたいんだ』とおっしゃっていたんです。それは『しっかり番組を進行し、ほかの出演者へコメントを振りつつ、スタイリッシュに自分の意見も発言する』ということのようです。満を持してその場(司会)をご用意することができました」と説明。その一方で「しかし、ゴリけんさんはちゃんとしようとすればするほど、ミスしたり、ナレーションをかんだりします。今回も間違いなくそうなるでしょう。こちらとしても当然それを期待しています」と狙いをの述べる。

加えて、ゴリけんの博識ぶりにも期待しているそうで、「愛してやまない坂本龍馬をはじめとする“幕末”や動物の生態など幅広い知識を持っていらっしゃいます。また、プロデューサー的な気質もあります。世間が知らない“ゴリけん像”をアクセントとして番組に反映していきたいです」と松井氏。そんなゴリけんが“裸の王様”の格好で進行する。「衣装も思い通りの物が出来上がりました。“王様”と持ち上げつつも、衣装でイジる。王様があんな小さな王冠なわけないですもんね。パートナーである中上真亜子さんは、そんなゴリけんさんというキャラクターをとても上手にさばく、最高の料理人。今までにない、何かが起きそうな司会の組み合わせだと自負しています」と付け加えた。

初回の放送は「福岡に移住してきた人のホンネ」がテーマ。福岡県民にとっての当たり前が、移住者にとって実は苦痛なことも。 例えば「飲み会の一本締めのやり方が分からない」「2杯目には当たり前のように焼酎ボトルを入れる」などのほか、さらに「なぜか出身高校をやけに気にする」や「タクシーに乗ると必ず(福岡ソフトバンク)ホークスの話題を振られる」といった本音が飛び出す。

番組では、こうした行為の現場を検証し、お互いが不愉快な思いをすることなく過ごせるか? 正解を導き出していく。ほか「ネットのホンネ」というテーマも。こちらはSNS上にあふれる情報の真相を解明していく。

最後に、あらためて松井氏は「『福岡にはまだまだ知らないことがある』を検証する系の番組は多く存在しますが、『ハカタの王様』は街頭インタビューで声を拾うことで、その人しか知らないことや今まで行き届かなかった細部の情報まで吸い上げていきます。この番組を通して福岡をもっと知り、もっと愛してもらえるとうれしいです。福岡を盛り上げていきましょう」と意気込んでいる。

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