福本莉子×SixTONES ジェシーW主演で『お嬢と番犬くん』映画化 監督は『恋は光』小林啓一

福本莉子とSixTONESのジェシーがW主演を務める映画『お嬢と番犬くん』が、2025年春に公開されることが決定した。

本作は、累計発行部数310万部を超える、はつはるの同名コミックスを実写映画化する青春ラブコメディ。極道一家の孫娘ヒロインと、番犬のように彼女を守る過保護な若頭の恋模様を描く。

幼い頃に両親を亡くし、瀬名垣組組長である祖父に引き取られ育った瀬名垣一咲。「極道一家の孫」という立場から孤立し、友達ができなかったトラウマを持つ一咲は、高校入学を機に「今度こそヤクザの孫であることを隠して、普通の友達を作り恋をする!」と決意する。ところが、瀬名垣組の若頭で、一咲の世話役でもある宇藤啓弥が、なんと年齢を詐称して同じ高校に裏口入学。過保護すぎる啓弥は、一咲の「番犬」としてボディガードをすると宣言。一咲はそんな啓弥に慌てふためきつつも、憧れの高校生活を守ろうと、自分と啓弥の出自を隠して奔走する。一咲はフツーの青春を送ることができるのか。

主人公の女子高生・瀬名垣一咲を演じるのは、2016年第8回「東宝シンデレラ」オーディ ショングランプリ・集英社賞(セブンティーン賞)を受賞し、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)でヒロインを務め、ドラマ『トリリオンゲーム』(2023年/TBS系)にも出演した福本。

そして、瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥を、SixTONESのメンバーであり、『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室』(2023年)やドラマ『新空港占拠』(2024年/日本テレビ系)など俳優として活躍するジェシーが演じる。

監督を務めるのは、『ももいろそらを』『恋は光』などの小林啓一。脚本は、映画『ハケンアニメ!』やドラマ『ミス・ターゲット』などの政池洋佑が手がける。

あわせて、福本、ジェシー、原作者のはつはる、プロデューサーの小池祐里佳からはコメントも到着している。

コメント
福本莉子(瀬名垣一咲役)
初めてこのお話をいただいたときは今まで演じたことない役柄でとっても驚きました。
一咲ちゃんは普段の私とは違う雰囲気の女の子なのでその魅力をどう表現するのか正直不安もありますが、ジェシーさんや監督と相談しながら一生懸命頑張りたいと思います。
極道×青春という一見相容れないテーマですが、原作ファンの方にも初めて見ていただける方にも、平凡で幸せな恋と青春を目指す一咲ちゃんのまっすぐな恋心の行方を見届けてもらえると嬉しいです。

ジェシー(宇藤啓弥役)
オファーをいただいてからすぐに漫画を読み、アニメを見ました。
啓弥というキャラクターはなんてカッコよくて可愛いずるい人なんだと思いました!!
とにかくニヤニヤキュンキュンしっぱなしで、俺がこの人をやるのか!嘘でしょ?笑笑
と思いながら想像しておりました!
実写版で僕が啓弥を演じさせていただくということで興味ある人は見てもらい!
興味ない人も是非是非じぇしじぇし見ていただけたらうじぇしーじぇす!
正解は無いと思っているので僕なりの表現で伝えていきたいと思います。文句は言わないでください笑笑
いつもと違ったジェシーをあたたかく見守ってくれたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!

はつはる(原作者)
一咲役の福本莉子さん・啓弥役のジェシーさんをはじめとするキャストの皆さん、制作スタッフさんたちがどのように「お嬢と番犬くん」の世界を作り上げてくださるのか、今からわくわくしております。私も脚本監修で少しお手伝いさせていただいたのですが、原作読者さんも原作未読の方も楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。

小池祐里佳(プロデューサー)
人と違っていたとしても、胸を張って何かを好きだと言えること。それってすごく難しいなと感じていた十代の頃の自分を、この原作が笑いとときめきと共に抱きしめてくれたような気がして、映画化したいと強く思いました。
可憐な守られヒロインのように見えて、実はしっかりした芯があり自分のために高校生活に挑む一咲。透明感があり凛とした強さを持つ福本莉子さんは、イメージにぴったりでした。 そんな一咲だけに忠実な「番犬」である啓弥は、危険な香りがするのにどこか天然で憎めない魔性の男。自由奔放な言動でお茶の間を和ませながら、ライブでは溢れ出す色気と本能に突き動かされるかのようなパフォーマンスで観客を魅了するジェシーさんは、啓弥そのものだと確信しています。これからの撮影が楽しみで仕方ありません!

(文=リアルサウンド編集部)

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