愛犬の散歩で地域見守り「わんわんパトロール」

愛犬の散歩で地域見守り「わんわんパトロール」

 犬の散歩をしながら地域の安全を見守ろうという活動、「わんわんパトロール」を広めようと、警察が5月16日、飼い主に協力を呼びかけました。

 「わんわんパトロール」は、子どもたちの登下校の時間帯に合わせて、犬の散歩をしながら、不審者がいないか、子どもたちに異変がないかなどを見守ってもらおうという取り組みで、千葉県内では6年前から始まりました。

 16日は、市川市で行われた狂犬病の予防接種の会場で、警察官らが飼い主らにチラシを手渡して、パトロールへの協力を呼びかけました。

 県獣医師会ではこの取り組みに登録する飼い主に対して、犬の健康診断の費用助成などを行っていて、2024年3月の時点で、約1100人の飼い主と1400頭の愛犬が登録されています。

 生活安全総務課の杉田実穂警部補は、「愛犬の散歩を通じた子どもの見守りが防犯につながるので、ぜひ協力してほしい」と話しています。

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