県が31日に開催する新潟水俣病の歴史と教訓を後世に伝える式典をめぐり、花角知事は会見で伊藤信太郎環境大臣の出席を求めました。
新潟市で31日に開かれる式典をめぐっては、県内の被害者が伊藤環境大臣の出席を求めています。しかし伊藤環境大臣は別の機会に被害者と懇談する考えを示し、式典には国定勇人政務官を派遣するとしています。
花角知事は15日の会見で、伊藤環境大臣自ら出席することを求めました。
■花角英世知事
「新潟県としては、熊本と同様の対応をお願いしたいと思っています。結果、どうなるか分かりませんけれども、基本的には熊本も新潟も重要な問題だと認識していただきたいと思っています。」
また、今月1日に熊本県水俣市で開かれた環境省と患者団体との意見交換会で、環境省の職員が話を途中で遮ったことについては…
■花角英世知事
「事実上、発言を止めるようなやり方は乱暴だと思います。」
こう述べ、環境省の対応を批判しました。
