「W杯出場も危機的状況だ」リトルなでしこに完敗の韓国、母国メディアが落胆「主導権を握られたまま引きずられた」【U-17女子アジア杯】

現地時間5月16日、インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ(U-17女子ワールドカップの予選を兼ねる)の準決勝で、U-17日本女子代表は韓国と対戦した。

勝てば、W杯出場が決まる重要な一戦で日本は、立ち上がりからボールを握って試合を優位に進める。スコアレスで迎えた40分、ボックス内左から根津里莉日が見事なコントロールショットを突き刺して先制点を奪う。

さらに後半、68分には眞城美春が左足で流し込んで追加点を奪取。88分にも、再び眞城がネットを揺らして3-0で快勝した。

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リトルなでしこに完敗した韓国のメディア『ISplus』は、この結果を「韓日戦に0-3で敗れて準決勝敗退。W杯出場も危機的状況だ」と報じている。

「韓国のボール支配率は、わずか32.2パーセントだった。またシュート数でも、我々が6本だったのに対して、27本も浴びていることが劣勢を物語っており、始終、日本に主導権を握られたまま引きずられた」

勝利した日本は決勝進出を果たしたと同時に、U-17ワールドカップの出場権を獲得。一方の韓国は3位決定戦に回り、北朝鮮と中国の敗者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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