「マタギ」をテーマにした作品づくりをしている絵画作家が子どもたちに特別授業 秋田・北秋田市

秋田朝日放送

秋田県北秋田市の義務教育学校で県内出身の絵画作家が「マタギ」をテーマにした作品づくりをしています。制作の合間に生徒たちにむけた特別授業がありました。

横手市出身の永沢碧衣さんは秋田公立美術大学を卒業し、自然や命を追及して作品を作る注目の若手アーティストです。

北秋田市の阿仁学園の一室を借りて阿仁のマタギなどをテーマにした立体作品を制作しています。中学1年生にあたる7年生の美術の時間には使っている画材や作品に込めた思いなどを説明しました。

永沢さんは森を歩いて感じた自然や命の循環を作品に昇華していて狩猟免許も取得しています。クマと森が一体化したかのような作品には歩いた道のりやマタギの教えが記録として込められているそうです。永沢さんは来週まで学校で制作を続け作品が展示される新潟県で仕上げの作業をすることにしています。

© 秋田朝日放送㈱